VIVA ASOBIST vol.51:木村大作
VIVA ASOBIST vol.51:木村大作
映画史に残る名キャメラマン、監督へ!
http://www.asobist.com/yomimono/viva/090623.php
ハンニバル
「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」
ああ、すばらしきかな食い散らかし映画。すさまじい伏線、不条理で唐突な死。死亡フラグが立って、当たり前のように死ぬやつ、死なないやつ。ひどいやつなのに、最後までなんの落ちもないやつ。普通なら死なないキャラなのに、駄目なやつとか。もう意味不明。不条理映画で、カオスとカフカの集合体なのに、なのに! 最後に、上出来なミステリーっぽく、なぞをまとめるな! どうでもいいレベルの伏線だけに落ちをつけるな!
いやー面白かった。俺がもう黒澤か北野かっていうほど注目の北村龍平唯一の成功作品「ヴァーサス」風に言えば
「マフィアのトップを狙うラスベガスの売れっ子マジシャン」
「殺戮マニアの3兄弟」
「中国マフィアを壊滅させたレズ・カップル」
「腕利きのバウンティティハンター」
「正体不明のフィンランド人」
「手段を選ばず血眼で追うFBI」
「誰も顔を知らない伝説の殺し屋」
そして
「伝説のマフィアのドン」
全員が戦う。って
監督はトムからMI3の監督に指名されたカーナハン。俳優人はベン・アフレック、アンディ・ガルシア、レイ・リオッタだけど、全部脇役! ライアン・レイノルズ が主役。キャー。「ブレイド3」のハンニバル・キングですよ。いや、あいつは、できる子だと思ってた。コメディだけじゃなく、こんな作品もできると思っていたよ。
ザ・ワン
あり得ないほどの映画を見て、コミックを読んでいるため、特に酒の席でしょっちゅう「一押し」「お勧め」を聞かれる。あまりにも大量の作品を見ているので、相手によってお勧めを使い分けるのも簡単。だから、まず自分の好みを言ってほしい。なのに、それでも俺のナンバーワンを聞いてくる。センスでも測ろうとしているのだろうか。
映画では、泣けるノッキンオンヘブンズドア。笑える銀河ヒッチハイクガイド。初の感動ブレードランナー。しびれるレザボアドックス。どれもいい。でも、実は心の奥にもうひとつ。
「機甲戦虫紀LEXX」はい、誰も知りません。そもそもレンタルされてない。DVDにもなってない。あらすじを言うとみんな見たがるのに、なんでかなーと思っていたら。鱈。
なんか、今年の12月下旬に発売されるっぽい? しかも、4枚組の全部入り? 検索をかけても情報少なすぎる。でも、出たらすごい。無料で広報なみのキャンペーンを打つに違いない。
映画史上、記憶に残る美女が3人いる。うち一人はベタすぎて言うのはずかしい。ひとりは、2Daysのシャーリズ・セロン! そして、最後の一人が、LEXXのエヴァ・ヘイバーマンなのだ。
ブレード・ランナーのルドガー・ハウアーも出てるし、買うしかないな、こりゃ。でも、クリスマスかー。遠いな
マイナス300度でランニング
昨日は午前1時に帰宅できたので、って日本語的に変だが、まぁ、そんな感じで余裕があった。しかし、自宅の酒がほぼエンプティ状態。あれだけ買ってあったのに、カクテル用のブランデーまで根こそぎになってる。しかし、飲みたい。だが、シャンパンしか残ってない。たくさんあるし、開けてしまうか。
ということで、めでたくもなんともないのに、シャンパンを開いて、ラッパ飲み。ヒュミドールに残ってるのが、コヒーバしかなかったので、いたしかたなく火をつける。なんだ、この高コスト。なんかの日なのか?
リクガメを風呂にいれつつ、映画を見ることにした。「Along Came a Spider」と最後まで迷ったが、結局「The Chronicles of Riddick」に。ヴィン・ディーゼルはひどい演技だが、なぜか大好き。初期のワイルド・スピードがいい感じだ。でも「トリプルxXx」は見るに堪えない。ひどすぎてDVD買った。そりゃ「トリプルxXxネクストレベル」では、死んだことにされて、主人公差し替えられるわな。で、「リディック」。
悪には悪を、ってコンセプトだが、リディックは全然悪じゃない。いいやつすぎて、泣けてくる。こんなの、「24」のジャック・バウアーのほうが極悪だろう。「ジャッカル」のリチャード・ギア並だよ。でも、ストーリーというか、キーワードがいい。
ゴッド・エネルがヴァースを目指して、暗黒の軍団を率い、銀河を征服していく。それに立ち向かうのは、絶滅した戦闘種族サイヤ人の生き残り。
いや違うか。
悪の皇帝ロード・マーシャルが、ネクロモンガーの軍団を率いて、アンダー・ヴァースを目指して銀河を征服していく。それに立ち向かうのは、撲滅されたはずのフューリア一族の生き残り、リディック。
どっかで見たストーリーだな、おい。
いやー、脚本も演技もB級すぎて、最高に面白い。なにせ中途半端に金がかかっているので、映像はそこそこ奇麗で、迫力がある。ヴィンの「俺ってビッグ」ふうの演技も、目が白いからこの作品では、あり。突っ込みどころも満載で最高。
「なんでそこでその行動をとる!?」というのは多々あり、スルー。笑えるのは、脱出不可能な監獄惑星に来た時の説明。「惑星クリマトリアは昼は700度、夜はマイナス300度になる絶対に脱出不可能な星」で、脱出するのはまぁ、ストーリー上よいとして。
昼のシーンはすごく破滅的に書いているし、片っぱしから人が燃えていく。そりゃ、700度だからね。でもさー、だからってマイナス300度の夜の部分を普通に走るってのはへんでしょー。息、白くさえなってないじゃない。え~
そんなこんなで、シガーとシャンパンをあけ、まことに結構なお映画を鑑賞いたしまして、とてもよい夜でございました。ちなみに、ひとりでシャンパン空にしたら、腹が膨れ上がって、すごいことになった。
10億分の1の男 デラックス版
「運」をテーマにした作品。勝ち続ける人間が必ずしも幸福でないというおなじみのパターンだけど、何より面白いのが「運」というものの扱い方。運の奪い合いという、とても面白い仕上げが最高。決して万人受けはしないと思うし、ギャンブルが好きじゃないなら意味不明かもしれないけど、★4つ。
ギャンブルを本気でやったことがある人なら、楽しく見れること間違いなし。
2004